厚意のバトン

一雨ごとに寒さが増し、北風が身に染みる日が多くなってきましたね⛄

今年は自粛期間が長く続いたからか、あっという間の師走突入です。今年の○○は今年のうちに、一年で最も気持ちが焦る12月です(笑)

そんな中、先日遺品整理のご依頼であるお宅に伺いました。

ご依頼者様には、どれもたくさんの想い出が詰まった品物ですが、必要とそうでない物を決めなければならず、そのお手伝いには常に緊張が伴います。

中には未使用の品物もあり、ご依頼者様と会話を交わしながら整理を進める過程で、『勿体ないですし、もし良かったら使ってください』と仰って頂くケースも少なくありません。

ご依頼者様の想い出が違う場所へ繋がれ、また新しいストーリーが生まれる…とても素敵な選択肢だと私は思っています。

少し話が反れますが、私の母は認知症です。

軽度ではありますが、もの忘れが年々ひどくなり、大事な物をしょっちゅう置き忘れるなど軽視できない状態で、この数年は小さなポーチに少額のお金を入れお財布代わりに持たせていました。

今回、ご依頼者様のご厚意で頂いた品物の中に、母が大好きなローズピンクの長財布がありました。偶然とはいえ、このご厚意を一番良い形で繋ぎたいと思い、そのお財布を母にプレゼントさせて頂きました。

ご厚意のバトンを受け、母が置き忘れることがないようにと小さな鈴をつけて😊

その鈴がチリン🎵と鳴るたびに、ご依頼者様を思い出し、とても温かい気持ちになるのです。

不要品の撤去、回収、遺品整理、生前整理、片付け、お掃除その他、ご縁サポートは、お客様の困られているどのようなことにも対応いたします。

女性スタッフも在籍していますので、どのような事でもお気軽にご相談ください。

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